2009年02月13日

平等院

 十円硬貨でお馴染みの宇治の平等院を訪ねました。
平等院



 門前の商店街を歩み進むと「平等院」と立派な石柱に圧倒されました。
緑深い松の大木を抜けて直ぐ目の前に平等院が現れました。
その位置が正面右手に立つようにアプローチが配慮してあり心憎い演出がされていました。

一目見て建物全体が渋くて時代を感じます。
中央内部のお堂に安置されている国宝阿弥陀仏を拝観するには順番待ちで50名ごとに案内され1時間も並ぶのをあきらめ平等院をゆっくり眺めることにしました。
平等院

印象に残ったのは「松樹千年翠」のことばでした。
迫力ある大きな老木がここ平等院を包んでいる。
平等院


ひとめぐりして鳳翔館という宝物殿にたどり着きました。

中の展示物を見て驚いたのが、中央に「十一面観音」がお立ちでした。
思いも寄らない出会いに何故「平等院」に
「十一面観音」が居られるのか不思議に思い係員の方に尋ねました。
平等院の右端に建つのが観音堂でその中に永らく安置されていたそうですが湿気から守るためこちらに保存展示しているそうです。
この重要文化財に指定を受ける十一面観音様はお顔だちが少年のようで頭上に十面の観音様がおられ、室生寺の十一面観音様によく似ておられます。

思いもよらない出会いに感激し何度も拝見しきずきました

それは多くの十一面観音様によくあることですが御光背が見受けられなかったことです。
歴史も古く「国宝」に指定されるのも遠くないと思いました。


タグ :平等院

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Posted by 名護珈琲 at 05:06│Comments(0)目指す処
 
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